業務
- 食肉、食肉製品等の安全性の確保及び品質の向上等に関する調査・研究及び指導等
- 協会は、食肉・食肉製品にかかる安全性の確保を図るため、ＨＡＣＣＰシステムに基づく衛生管理講習会（食肉製品）の開催、食肉及び食肉製品等に関する総合的な知識や食肉加工の基礎的な製造技術等の修得を目的として、「初級食肉加工技術講習会」を開催しています。また、JAS等の規格、表示の適正化などを図るため品質規格委員会を開催し、業界の意見を取りまとめています。
- 食肉製品等の普及啓発及び消費拡大のための宣伝
- 消費者の方が食肉製品等の有用性や役割を正しく理解し、食生活の向上が図れるように、小冊子やパンフレットを作成、配布しています。また、消費者団体等が開催する講習会への講師派遣、展示会への出展なども行っています。
- 食肉加工業の経営改善等に関する調査、研究及び指導
- 食肉加工業界の製造技術の向上を目指すための技能検定実技試験の実施や会員企業及び食肉加工業界の信頼性の確保等を図るためのコンプライアンス及びリスクマネジメントに関する情報収集及び提供等を行っています。
また、諸外国・地域との農業交渉の状況について迅速な情報提供を行うとともに、必要に応じ、関係省庁等への要請も行っています。
- 品質規格委員会の開催
- 食肉製品等の品質、規格、衛生及び表示等に関する検討等のため委員会を開催しています。また、必要に応じて関係省庁等への要望・陳情を行っています。
講習会
初級食肉加工技術講習会
本講習会は、食肉及び食肉製品等に関する総合的な知識や食肉加工の基礎的な製造技術等の修得を目的として、1949（昭和24）年から開催し、期間は5日間で実施しています。
- 講習内容は、講座ⅠからⅥの6つで構成されています。
- 講座Ⅰ 畜産と食肉を巡る情勢について
- 講座Ⅱ 食肉の格付
- 講座Ⅲ ベーコン・ハム・ソーセージの種類と製法
- 講座Ⅳ 食肉・食肉製品の基礎知識及び加工工程とその理論
- 講座Ⅴ 食肉製品の安全性にかかわる法令等
- 講座Ⅵ 食肉製品の品質管理と検査方法および製造実習
HACCPシステムに基づく衛生管理講習会（食肉製品）
食肉及び食肉製品の安全性の確保・衛生管理等の向上を図るために、HACCPに沿った衛生管理に関する理解醸成及び人材育成を目的として、1997（平成9）年から開催しています。
事業
HACCP支援事業
食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法（HACCP支援法）に基づく食肉製品製造業の指定認定機関として、食肉製品製造工場の製造過程の管理の高度化計画等の認定を行っています。